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怖い話の見分け方
過去にこんなブログを書きました。
今読んでも結構怖いのですが実際に自分が体験した話なので、真実味を持って色んな人に語らせて頂いてますが、怖い話をすると相手からお礼返しの様に怖い話が返って来ることがあります。学生の頃から、色んな人の怖い話を聞きましたが、嘘の可能性が高い時の特徴をご紹介させて頂きます。
友達のお兄ちゃんの話
これは90%以上の確率で嘘か、ネットで拾った話です。学生の時に多かったですが、自分たちよりも少し年の離れた、自動車を乗り回し、グループ交際で肝試しをしに行った先で心霊体験をするという話が多い気がします。
これ、新聞にも載ってたけど
最近あんまり聞かなくなりましたが、「これ、新聞にも載ってたけど」と、不審死が続いたとか事件性がありつつも解明されていない感じを演出するために言ってるだけで、あとでかなりしつこく調べてみましたが情報ソースが出てきませんでした。あれはほぼ嘘で間違いないと思います。
辻褄が合わない
話を聞いていて「きゃーーーー」と最後のオチで盛り上がった後に、「でも最初こう言ってたのに、最後こうだったらおかしくない?辻褄あってなくない?」と聞くと、「いや、俺もその時パニックになってたから、そういう間違いあってもおかしくないわ。」とボヤかしますが、あれも嘘です。人から聞いた話の設定や詳細を記憶し切れずに、自分で覚えていない部分を作ったせいで話がおかしくなっていることに気付いていないパターンです。
俺あんまり霊感無いねんけど
霊感なんてある奴ほぼいないです。稀にいてるみたいな言い方しますが、霊感あるよと言われてその人信じる人は相当いい奴です。なので、信じさせるためにあえてマジョリティ側の霊感ない人間としながらも、「あんまり」と付け加えることで、普段霊的な何かを感じることはないけど、その時は非常に強い霊と接触したことで、その眠っていた何かが呼び起こされたという話にしたい感じが透けて見えます。霊感を前提で出す人はクロです。
これは人からきいた話なんやけどさ
ネットで拾ってきたか、コンビニで売ってるペーパーバックの”本当にあった怖い話”系のマンガで読んだか、そういう場面で人から聞いた中で一番盛り上がった話をつまみ食いして喋ってる場合か、などです。もはや「今から作り話で怖い話するけど聞いてくれる?」と割り切った方がいい気がします。
2011年にこんな事件あったん覚えてる?
10年ぐらい前の、ほぼ誰も覚えていない実在の事件をテーマにした創作ものです。あの時の裏話として、霊的な話を挟み込んでくるんですが、なんでお前がそんな10年以上前の事件について調べてんねんとツッコみたくなるので、笑いをこらえて聞いてあげましょう。
親の実家の廊下の話
子供の頃、お爺ちゃんの家に行ったときに家が古くてさ・・・から始まる、古民家の気持ち悪さと、子供の感受性の高さを掛け算したような話は、なんとなく怖い話なのか、霊的な話なのか、子供の頃のエピソードなので着地点が見いだせず、薄気味悪い印象を持つことになるので、円座で数人が怖い話をするときの、序盤に持ってこられることがあります。
よくあるのが、死んだはずのおじいちゃんが、トイレの前で立っていて何かを訴えてくるとか、見たことのない人がいて、その人の特徴を言うと、戦争で死んだおじさんだったとか、寝惚けながら深夜にトイレへ行く際に遭遇する話が大半を占めています。本人が至って真面目な場合は、古民家ではそういうことがあるという刷り込みで、何か話さなければという場面に臨んでしまったために、小さい頃の記憶を改ざんしたという可能性が非常に高いですが、それを指摘すると場がしらけるので、その人の人間性を見直す切っ掛けにしてください。
では何が本当の話なのか
怖い体験をしたことがある人は、それを乗り越えたか、いまだに引きずっているかなので、自分の様に笑い話として明るく話しているか、本当に何か得体の知れないモノへの恐怖を抱えた顔をしているとか、そのどちらかに属するリアクションを自身でとっていれば本物とお考え下さい。
笑いながらする話ではないですが、人間極限まで緊張すると意外と・・・・
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