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アイアンの買い替え時期について
全国のゴルフを愛する方々へお伝えしたい、アイアンの買い替え時期についてのお話です。
私はゴルフを始めて日が浅いので、上級者目線でお話することは出来ないのですが、ゴルフクラブを購入もしくは買い替える際に気を付けて欲しいことがあります。
ボロボロのクラブを使わないで
それは、ボロボロのクラブ、特にフェイス面が傷だらけの物は絶対に避けて欲しいのです。全てのクラブに共通して言えますが、ボールを狙った場所に飛ばすためには、ボールとフェイスが真っすぐヒットすることが重要となってきます。
せっかくボールに対して真っすぐフェイスがヒットしたとしても、フェイス表面にキズが入っていたがために、微妙なズレが発生してしまうのです。これは、精度を要求されるプロの世界では当たり前のことですが、アベレージゴルファーであっても同様に気にすべき点です。
なぜなら、思った通りのボールが打てないと、アドレスやスイングそのものを疑うことになり、正しい動作が出来ていてもそれを崩してしまい、他のクラブを振った時に影響を出しかねないからです。
調子の悪さをクラブのせいにして切り替えてプレーする人がいますが、案外こういう人の方が強いゴルファーと言えます。
じゃあ買い替えの目安は?
あるプロゴルファーがツアーごとにクラブをメンテナンスに出すなんて話を聞いたことがあるかもしれませんが、しっかりメッキされたクラブは1シーズンでのメンテナンスをすればそれで問題ないです。
ただ、例外的に固い地面の上から直接打ったり、バンカーショットなどで小石を噛んでしまったりと、条件次第では傷が入り易くなりますので、ラウンドが終わった後ゴルフ場任せにせず、自身でクラブを掃除して傷の有無を確認する必要はあると思います。
アイアンには、銅メッキ(銅下の場合)、ニッケルメッキ、トップメッキ(クロム・ボロン・ソフトブラック・ブラックボロンなど)が為されていて、キズが入ると順番に削れて行き、最終的に素材が見えてきます。これは、目を凝らして見ればどこまで削れているか確認することが出来ます。このメッキが無い剥き出しの状態になった場合、すぐさま交換することをお勧めします。
そこで登場するのがあなたの街のゴルフ工房
ゴルフ工房が得意とするのは、ゴルファーそれぞれに合ったシャフトやグリップを選定したり、ライ角調整を行うことです。ここでメンテナンスを頼んで頂いて、アルファメックゴルフ工房でアイアンのリペア加工をご依頼してもらえれば、傷の程度によっては新品同様に復活することが可能です。
新品ではなくリペアを選ぶメリットはバラツキの低減
SWから5Iまで8本のアイアンをリシャフトするだけで費用がかかり、さらにメッキ加工にも費用がかかるため、リーズナブルなアイアンセットを購入するのであれば、費用的なメリットはあまりありません。
では「なぜリペアを選ぶ方がいらっしゃるのか」ですが、それはアイアンクラブの製造工程で発生する重量のバラつきを、新品でも完全に再現することは難しいからです。ものづくりには必ず公差というものがあり、ある範囲内におさめれば品質的に問題ないとされています。この公差が、仮に現在使っているもので一番プラス目に作られていたとして、次に買うクラブが一番マイナス目に作られてしまっていた場合、「微妙に軽い」と感じる、もしくは結果として打った球が思った場所へ行かないという現象に繋がるのです。
ということで、使い慣れたアイアンが傷んでしまったが、感覚は良いので同じ状態で使いたい、という方にもってこいのサービスであると私は考えています。アルファメックゴルフ工房では、入荷時と出荷時の重量誤差を極めて少ない状態に出来るように重量計での検査を必ず行っております。
もちろんリシャフトには明確なデータはありませんが、出来る回数に限りはあります。何故なら接着剤を溶かすのに熱を加えるからです。カーボンシャフトであれば余計にそうです。ですが、2回以上リペアして使えることを考えると、3シーズンは闘えるので、もし1シーズン毎に同じクラブを買い替えているのであれば、半分程度の費用で使えることになります。
まとめ
- ボロボロのフェイスでは打球が思った通り飛ばないので交換が必要
- 思った通り飛ばない理由をクラブ以外で探すとスイングが安定しない
- 交換の目安はメッキが削れて素材が見えてきた時点
- リペアの良さは、同じものを使い続けるのでバラつきが極めて少ないこと
- 高価なクラブであれば3シーズン程度リペアで乗り切れるのでお得かも
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