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牛乳屋さんに聞いたR-1のお話

牛乳屋さんとお知り合いになるきっかけがあり、牛乳にまつわるエトセトラをお聞かせいただきました。

R-1というヨーグルトが、株式会社明治さんの主力商品でありますが、今や牛乳よりも断然そちらの方が売り上げが大きく、R-1頼みになっているそうです。

このR-1、市販されている小さなペット容器に入ったものの他に、再生瓶に入って宅配されるものがあります。

驚くべきことに、同じ商品名ですが市販されているものには保存料や甘味料が添加されているのに対して、宅配のものは定期的に流通する観点から保存料や甘味料は入れず、逆に採算が取れるから高級乳を使用しているそうです。

毎日買って飲んでる人は宅配にすべきでしょう!

このR-1ヨーグルトが流行った理由は、NHKでインフルエンザ予防に良いと紹介されたことですが、ネットでR-1とインフルエンザ予防の因果関係を調べると「うちの子はR-1を毎朝食べていたのにインフルエンザA型が発症した」と書かれていたりします。一方で、このヨーグルトを毎日食べていた小学校の生徒は一人もインフルエンザに罹患しなかったとかといった、主観的な情報が飛び交っています。

そういえば、静岡の小学生は緑茶でうがいをするようになって風邪をひかなくなったとか、そういう妙に説得力のある疑似科学の類は枚挙にいとまがありませんね。青汁のCMなんて、あのパターン(波乱万丈の人生を切り抜けたが野菜嫌い。その野菜嫌いをなんとか克服しようと飲み始めたのが青汁。全然苦みが無くて美味しくて、野菜嫌いの自分でも続けられて健康を保っています。)を何通りも見ていたら「これ、逆にウソなんちゃう?金貰ったら芸能人はすぐ一気飲みしよんな。」とパッケージを取った500mlのペットボトルに入れた青汁を穿った目で見てしまいます。

いずれにせよ、健康でいるためには子どもの時に習った通り、外から帰ったらうがいと手洗いをして、三食栄養のあるものをバランスよく食べて、早寝早起きをすることが大事だと思います。

ちなみに、ヨーグルトは人によって合う菌が異なるそうで、自分に合った菌を保有するヨーグルトであればそれを食べ続けることが大事らしいです。

 

 

・・・・しかしこれも疑似科学なのかもしれません。ここにある「らしいです。」という文章がネット上には本当に多いと思います。

 

疑似科学を信じる人に共通して言えることは、楽して何かを得たいという気持ちが強い人だということです。

「これさえ飲めば健康になる」

「これだけやれば痩せる」

「これで10歳若返る」

わけがないんです。

ヨーグルトも、栄養の多い食品なので摂取すれば身体に良いことは確かですが、これだけで健康になるかと言われたらそれはおかしい。他の要素がしっかりあって、補助的に身体の調子を整えてくれるぐらいの付き合い方がいいと思います。

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