立ち飲み屋の迷惑客

先日繁華街へ出たところ、待ち合わせの時間まで30分あったので、目に留まった立ち飲み屋に入ってみることにしました。立ち飲み屋に入ったのは人生で3回目。それも、一人で入ったのは本当に初めてで、新たな出会いや発見があるのではとワクワクして入店しました。

とりあえず生ビールと冷ややっこを頼み、スマホを見たりたまに中空をぼんやり見ながら時間つぶしをしていたのですが、皆さん立ち飲み屋に入ったことありますか？

立ち飲み屋は、椅子が無いので10人程度までカウンターの前に立って飲食をします。なので、カウンターに少しだけ腕を預けていると楽ですよね。誰だって少し腕やひじをカウンターに置きながら飲みますよね。

そしたら、もうタイトルにオチを書いてあるのですが小刻みに腕に振動が伝わって来て、それがあまりに頻繁に続くもんだから左側を見たら白髪頭のカッターシャツを着たおっちゃんが、カウンターの中にいる店員の女性と喋って、自分のターンが終わるたびに「トトトン♪」と小気味よいパーカッションをカウンターにヒットさせているのです。

トークが弾んでくると、さらにそのおっちゃんの手のひらパーカッションの頻度は増え、もう僕は身体をカウンターに預けた姿勢で飲むことが苦痛にすらなってきて、ばっと身体を真っすぐにして、立ち飲み屋では珍しい、腕組みしながら飲む姿勢を貫きました。

その他、私が酒場で出会った迷惑なおっちゃんリストを公開します

• スナックで口笛の乱入をしてくる
• スナックで突然沖縄ソング縛りを無理強いしてくる
• 居酒屋でなかなか店員さんが来ない時にこっちが呼び鈴で呼びつけた店員さんを「おーい、こっちやこっち！」と横取りしてくる
• 家が遠くて終電を逃し、近所のビジネスホテルに電話するも、予約でいっぱいと言われ、何故かインバウンドが悪いと結論付けて東アジアの国々の人の悪口を大声でわめき散らす
• 「俺の酒が飲めないって？」とめちゃくちゃ注いでくるが、会計は割り勘
• 「俺の若いころはさ・・・」と言ってきたので、自分も学生の頃の話をしたら不機嫌になる（当時24歳）
• 初対面でいきなり孫が慶応大学に合格した自慢をしてきたので、「僕ら東大です（大嘘）お孫さん頑張りましたね。」と言って撃退
• （NEW）立ち飲み屋のカウンターをトトトン♪と叩いて喋るおっちゃん

見返したら僕も酷いことしてましたね。慌てない慌てない。無礼講無礼講。