シン・仮面ライダー

アマプラで視聴できるので見てみました。

面白くないという声が多いので、どこがおもしろくないのかという視点で観ることにしました。

ぐしゃっ

ショッカー戦闘員を仮面ライダーが殴ると、ぐしゃっと音を立てて血まみれになります。

昔だったら「イーッ！！」と言って吹っ飛ぶだけだったので、迫力は凄いのですが、ちょっと戦闘員たちが可哀そう・・・。

CGと特殊効果

仮面ライダーシリーズの醍醐味と言えば、ライダーキックです。ライダーパンチじゃなくて高く飛び上がってから滑空するように降りて来るライダーキックです。昔は特殊効果で工夫してなんとか演出していましたが、あのもっさりした感じは好きでした。今回はCGがトコトン使われていて、セスナぐらい飛び上がってから急降下してライダーキックで敵の怪人を蹴ると、爆発も何もせず、アスファルトに叩きつけられて、痛そうなリアクションをしたあと泡になって消えてしまいます。

ヒロイン

今回は浜辺美波。怪人に膵臓を食べられるシーンが描かれるのかが話題になりました。食べられずに泡になって消えてしまいましたが。

少し冷めきった目をして、感情を表に出さない演出をしていたため、可愛げが無いまま終わってしまいました。浜辺美波のファンはどちらかと言えばシリアスな顔よりニコニコしててほしいなと思ったのではないでしょうか。

他のシン・シリーズ

シン・ゴジラとシン・ウルトラマンは観ましたが、仮面ライダーって正義と悪の境目があやふやなところがあって、揺らぎすぎるんで、頭を使わないと面白くないというのが私の中の感想でした。

それだけ考えられて作られていたのでしょう。

最近の仮面ライダーシリーズはBLACK SUNの様に変身シーンがカッコいいので、それに尽きると思います。