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Netflix×全裸監督
Netflixに加入して、週末家族があっちを向いてる瞬間、寝た後など全ての隙間時間を使って全8話を視聴、まさに文字通りの一気見をしました。
そもそもNetflixの存在を意識したのも全裸監督があったからで、サブスクへ課金するのは否定的だったものの、自分の母親、妹との共同加入でリーズナブルに出来るなとなり、プレミアムプラン1980円/月に入りました。月660円なので今の所、全裸監督が一話82.5円です。
全裸監督を観た
アダルトビデオ監督、村西とおる氏(芸名)の反省をコミカルかつシリアスに描いた、山田孝之氏が熱演したNetflixオリジナルコンテンツの代表的なドラマです。あらすじ、感想、評論は検索すれば直ぐに出てくるだろうし、読んでもつまらなさそうなので私は読みませんが、「気になるなら観てください」としか言えません。正直、子どもには絶対見せたくないですし、見たことを公言するのも憚られる様な内容ですが、意外と欲情しないというのが僕の率直な感想です。あれはアダルトビデオではありませんでした。しかしながら心を打つ、ヒューマンドラマです。本当におススメです。
サブスクリプションがもつ無限大の可能性
テレビがつまらないと言われ続けて20年ほど経ちました。私が小学生の頃は、深夜テレビがやりたい放題で、大晦日には野球拳大会が放映されていました。しかしいつしかテレビでは自主規制が当たり前になり、お茶の間で家族が凍り付く瞬間がほとんどなくなり、おっさんの欲望は地下へ地下へ潜っていくことになるのです。
全裸監督で流れる映像は、観る人を選びます。
なので、お金を払ってわざわざ観ている人は、「こんな卑猥な映像を流すんじゃない!」とNetflixにクレームを言いません。
クレームをぶつけられたとしても、「お客様がご自身の判断で対価をお支払いになって視聴されているのですから、視聴を止められるのもご自身の判断です。」と言い返して終わりでしょう。
スポンサーもいません。スポンサーが視聴者自身なので、視聴者が観たいと思う作品を作って配信しているに過ぎないからです。
子ども向けには、ペアレンタルコントロールによって年齢制限を設けられるようになっているので、その辺りは親の采配次第でしょうね。
テレビ番組はスポンサーが居て、広告収入で成り立つため、企業イメージに合わないと企業の看板に傷が付くことになります。
テレビ番組を作る側が配慮出来ることと言えば、放映時間帯と放映地域ぐらいしかありません。視聴率の高い、面白いと言われる番組はゴールデンタイムへ進出して、当たり障りのない内容へ制限がきつくなり、つまらないと言われるようになったり、過剰な演出(ヤラセ)が問題視されて炎上してしまうなど常にリスクにさらされて番組制作されている状況です。
テレビの実際
今私がテレビを視聴するのは、朝のニュース番組すまたんだけです。後はブルーレイレコーダーにドラマとバラエティを録画して、CMをカットして観ています。金曜ロードショーの類は、サブスクリプションで配信されていないジブリ作品があればそれも録画して後から観るかな、といった具合です。
全世帯がそうではないでしょうが、皆が私のような地上波との付き合い方を始めたら、いよいよもうテレビ広告は息絶えるでしょうね。前から言われていることですが。
テレビの製作側は、過激で誰もがリアルタイムに観たいと思える番組を放送したいと考えているでしょうが、少しでも世の中からはみ出たことをしたら、公共性を欠いたとして非難を受けるのが目に見えてるためやろうとはしません。
逆に、どんだけテレビ観てる人が多いんだというパラドックスを感じますが。
子ども向けアニメについてもヤバいんじゃないかと思う場面が
地上波の放送でアニメを子どもに見せている時は、なるべく長い時間テレビにかじりついていてほしいので、CMをスキップしません。すると、おもちゃの宣伝が流れて、スーパーに行った時、「あれが欲しい」と目をらんらんとさせながら訴えて来るということがよくあります。
しかしながら、NetflixではCMがありませんから、おもちゃ屋へ行ってもピンとこないらしく、余り見向きもしないことがあります。ちょっと心の余裕がある時に子どもとおもちゃ売り場に行って、余り興味を示されないと逆に物悲しくなってしまうのですが、子どもがおもちゃを欲しがらないという副作用も生れつつあるなと感じました。
大人も子どももテレビの見過ぎにはご注意を!
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