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iOS14「録音と録画のインジケータ」にで判明したメルカリアプリの気味悪さ

ちょっとタイトルで何言ってるか分かんないという方に分かりやすく説明すると以下の通りなんです。

iOS14にiPhoneやiPadのOSをアップデートすると、「録音と録画のインジケータ」という機能が追加されたので、録音されている時は画面の右上にオレンジの丸印が点灯、録画の場合は緑色が点灯するという変更が為されました。

これにより、アプリ側が不必要な場面でインカメで録画していることが分かるようになったのですが、今日ふとメルカリアプリで商品を閲覧している時にこの緑色の丸印が点灯している状態になったのです。

!?

メルカリアプリは、出品のためにカメラ機能にアクセス許可を求めてくるのですが、商品閲覧時にインカメが起動する意味がありません。AIがあるカテゴリの商品を閲覧している時の顔を認識して手心を加えて売れやすくするとか、そういう操作をしているのでしょうか。

インカメによる盗撮は身近な問題

先日、Netflixのペーパーハウスというスペインの造幣局を強盗が押し入るドラマを観ていたのですが、通信を遮断していた施設内で一機だけ接続されたスマホが確認できた瞬間、警察はハッキングしてインカメを起動させ、犯人の顔を特定するというシーンが描かれていました。

要するに、インカメや裏側のカメラは乗っ取ろうとすれば造作なく乗っ取れて、それが気づかれなければ無防備な状態を撮影され放題なのです。

この件に関して、気づいてから直ぐにカメラへのアクセスを不許可にしました。カメラを起動できないことで不便なのは、バーコード出品をする際にいちいちカメラへのアクセスを許可しなければならない点だけなので、不気味さを断ち切るためには致し方ないと感じました。

意外と検索しても事例が出てこない

この件を直ぐにネットで検索しましたが、ヤフー知恵袋に質問が2件ぐらいしか挙がっておらず、案外ネット上ではスルーされていると危機感を感じました。

昨年12月末のプレスリリースでは、月間1770万人利用されていると書かれていましたが、それだけの個人情報と顔写真を手に入れること、そしてどのような購買傾向があるかを把握できることは企業にとってこの上の無い貴重なビッグデータになります。

今後どんな動きを取るか気になりますね。

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