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iPhone11Proの水没

iPhone 11 ProはIP68相当の耐水性能があり、4m水深で30分間使っても大丈夫と言われているのですが、ポケットに入れた状態で子ども用プールのウォータースライダーにジャボジャボ浸かってたら、耐水性能が無いスマホと同様の水没状態になり、大変な目に遭いました。その全記録と、対策や気を付けるポイントをお伝えしたいと思います。

防水じゃなくて耐水

iphoneの防水機能について調べると、どこのサイトでも耐水ですと書いてあります。要するに、水没する時はするので気を付けて使ってねという逃げの一手を打っているのです。

そんなこととはつゆ知らず・・・

ジャブジャブにプールに漬けてしまったわけです。

帰りの自動車で放たれた言葉

私ではなく家族のものだったのですが、帰りの車で後部座席から悲鳴が・・・

「スマホの画面が緑色になっていく~~~~(涙)」

「・・・じわーっと画面が暗くなってつかなくなった・・・」

「防水やから大丈夫やって言うてたやん(涙)」

復旧出来るか!?

何度か電源を入れようとすると、復活しては画面がグニャグニャっと歪んで、静かに電源が落ちるということを繰り返していきます。

とりあえず、慌ててデータ復旧だけでも出来ればと、代替え機を買いに行き、2台並べてデータの移し替えを試みますが・・・

この画面見るだけで思い出して落ち込みます。

液晶がグニュアアアア~~っと変色して、そしてあるタイミングでぷつっと落ちてしまう。

何度もやるうちに、電源が完全に入らなくなり諦めました。

スマホは諦めるからデータを何とかして欲しい

これって、誰しもたどり着くところだと思うのですが、スマホの中にそれはそれはえげつない量の写真や動画のデータが入っていて、それをバックアップせずにノーガードで生きてきたわけです。私はもちろんそんな経験何度もしているので、常にバックアップは忘れずに生きていましたが、妻は本当にノーガードでした。

なので、色々調べた結果、スマホレスキューをネットで検索して、水没からの復旧、データ復旧が出来る店舗まで走ることにしました。

スマホレスキュー店舗で分かったこと

水没してしまったということで、まずは中の水滴や湿気を除去する作業をしてもらい、起動出来るかどうか、基盤がやられていないかの確認をしてもらうことになりました。

万が一基盤がやられてしまっていると、別の方法でデータを取り出さなければいけないため、費用もかかるし時間もかかるということに加え、iPhoneの完全な復旧ではなく、新しく設定を一つずつしていかなければいけないということになり、祈って待つしかないという状況でした。

そして、渡した当日直ぐに連絡があり、起動出来るには出来たが、ディスプレイが全く映らなくなっているので、店舗にあるディスプレイを仮で設置して、インターネットを通じてバックアップを取る方法が選べると告げられました。

バックアップの取り方

今までiPhoneの機種変更をするたびに我が家では、2台のiPhoneを並べて、Wi-Fi経由でクローンを作るようなやり方でデータの移し替えを行っていました。メリットとしては、設定のほとんどがそのまま移るので、何も不自由なく新しい機種を使えるという点。

デメリットは、古い機種に水没や紛失などトラブルがあった時、どうしようもないということ・・・。

結果として、iCloudというアップル社が提供しているオンラインストレージを購入して、バックアップをとることにしました。この方法であれば、店舗にあるスマホに残ったデータをWi-Fi経由で吸い上げて、家にあるiPhoneでiCloud経由の復元を行えばデータを取り戻せるということになり、その方法で進めることになりました。

転ばぬ先の杖

結果として、家族全員でシェアする形でiCloudのオンラインストレージをサブスクリプション購入して万が一に備えることになりました。。。

つい最近までGoogle Photoが写真も動画も無料で無制限にバックアップしてくれていたのですが、それも容量上限が出来てしまい、今後のことを考えると何か対策を打たなければと思っていたところだったので、やむ無しの出費です。

一応レスキューショップの店員さんからはPCを使ったバックアップも出来ると勧められたのですが、妻のスマホには200GB以上のバックアップすべきデータがあり、PCの空き容量を軽くオーバーしていたため断念せざるを得なかったという事情があります。

気づいてしまった大量の写真や動画データの存在

今回、何も考えずに大量のデータを無作為に保管することになりましたが、ついついなんでもかんでも写真や動画で記録していくのに慣れ過ぎて、整理整頓をしていないツケがついに回ってきたなと思いました。

特に、子どもが生まれてから信じられない量の写真を撮るようになったので、これもデータで残すのではなくどこかのタイミングで紙媒体に選んで移すということをしなければいけないなと思いました。

皆さんも、いつ来るか分からない不測の事態に一番コストのかからない方法で備えましょう。

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