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夏休み明けの頭髪指導

もうそろそろ夏休みが終わり、再び学校に戻らなければならなくなる小学生、中学生、高校生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。もしかしたら夏休みが始まると同時に髪の毛を染めて、そろそろ下から生えてきた髪の毛の黒さが気になり始めて、染め直すか、黒く戻すか考えているのではないでしょうか?

2学期最初の登校日、私が高校生だった2000年代前半は全校集会があって、そこで「9月に入って秋はまだだというのに、もう紅葉ですか!!」と生徒指導のつまらない訓戒から始まり、頭髪指導が行われていました。

正直自分自身一度も髪の毛を染めたことが無いのですが、ルールだからと言われても納得できない十代の気持ちを代弁したいと思います。

風紀の乱れと叫ぶものの…

風紀の乱れという尤もらしい意見がありますが、学校と言う閉鎖的な空間で素性を知った者通し、髪の毛の色が茶色かろうが金色であろうが問題ないはずです。茶髪に染めているから不良になってタバコや酒を始めて悪い連中とつるみ出してと、不良になるのを水際で止めるためだとする考えが主流だと思いますが、私はそうは思いません。まず、髪の毛を染めること自体を禁止することで、体制に反発する勢力である不良は、髪の毛を染めることで学校や親への反抗の意思を伝えることが出来ると考えるわけです。なので、金髪(茶髪)=不良という図式を解除すれば、不良の入口になり得ないはずです。

本音は入学志望者が減るから!?

学校の評判を気にしてという、反発心を持った子どもが一番敏感に反応しそうな理由はどうでしょうか。学校を選び、通わせるのはあくまでも親なので、親が子どもにどういう風に育ってほしいか考え学校を第三者として外から観察した時に、髪の毛を染めている子が多い学校は、ガバナンスが利いていない(先生の指導力が足りていない)と判断するわけですから、入学志望者が減り、学校経営に響くため、生徒を権力で押さえつけようとしているのでしょうか。

社会に一歩出てみると分かるけどね。でもね・・・

大学生もしくは社会人になると、アルバイトをするために面接を受けるという経験で、人は見た目で人を判断するということを学ぶのです。

「気の弱い人が、店員全員が金髪で鼻にピアスをつけているファミレスに入りたいと思わないでしょ?だから私は金髪で鼻にピアスを開けたあなたを採用するわけにはいかないのです。」

こう面接で告げられて、ようやく気付くことが出来れば晴れて一人前の大人になれるのですが、じゃあモラトリアムの学生はいいんじゃないのと言う疑問は変わりません。

学校はルールを守ることを学ぶ場所説

東京大学を頂点とする、日本の大学ヒエラルキーについて某漫画家は、「東大なんてバカの行くところ」と揶揄(自分は教師を途中退職)して、学校教育は人から言われたことを何も考えずに素直に実行出来る人を育てるためのもので、独創性が失われるという主張を盛んに発信されています。

確かに、学校で習ったことを正しく実行する能力が高ければ高いほど学力が高く、最高学府である東京大学への入学可能性は極めて高くなる傾向にあるわけです。

東京大学に入れるかどうかは置いといて、学校と言う組織が理想の卒業生像を持っているとして、そこに近づけるために自分の才能や個性を表現するためのあらゆる可能性を否定したとしても、なんら間違ってはいないと考えるべきなのです。

全国のあらゆる高校で、どこにも東京大学に入学することを否定するところはないのですから。

究極の所、答えのない問題に直面した時に正解と言える選択肢を導き出せるかどうかは、悩んだことの無い人間には無理だろうというのが私の考えです。だから、夏休みに髪の毛を染めて、始業式直前に髪の毛を黒く染め直すのもそれはそれでカッコいいと思います。

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