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開幕2週間で2周!関西万博2025を駆け抜けた男の記録
はじめに
2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博。
私は開幕からわずか2週間の間に、4月19日と4月25日の2回、現地に足を運びました。仕事で4回以上訪問することが確定したので、通期パス(30,000円)を購入しました。一生に一回の機会損失だけは避けたいですからね。
この記事では、実際に現地を歩き、見て、感じたことを、リアルな体験談としてお届けします。
これから万博に行こうと思っている方も、すでに行った方も、ぜひ参考にしてください!
開幕から2週間で2周!万博を満喫するためのポイント
混雑状況と訪問のタイミング
初回は休日に訪問したため、やや混雑していました。
2回目は知人ブースが出ている平日を狙ったのですが、それでも想像以上に人が多く、少し後悔。
平日夕方、特に16時以降になると、飲食スペースや一部エリアは空き始めるため、時間帯をずらすのがオススメです。
飲食は慎重に!外食を検討すべし
会場内には多くの飲食スペースがありますが、価格設定はなかなか高め。
京橋駅のフランクフルトが500円だったりと、「うーん…」と思わされる価格が並びます。京橋やったらフランクフルトにビールついて500円でもまだ高いと言われるよねこれは。
大阪の有名店が出店しているとはいえ、わざわざ会場内で食べなくても…と感じました。
一旦外に出て食事を済ませるのも賢い選択です。
長距離移動を覚悟
万博会場はとにかく広く、移動は基本徒歩。大屋根リングが直径2kmですから、直径が約636m。東ゲートから入って、西ゲートまで歩くと約1km。
レンタルできる電動車椅子もありますが、数に限りがあり、基本的には「歩き続ける覚悟」が必要です。
注目の海外パビリオン5選
フランス館:美とブランドの競演
ロダンの彫刻が展示され、ルイ・ヴィトンやセリーヌ、ショーメといった高級ブランドも並ぶ華やかな空間。
とにかくエレガントで、会場の中でも「格が違う」雰囲気が漂っていました。
ただ、知ってるし・・・。と思わされたのも正直な所。みんなが知ってる、みんなのイメージの中に在るフランスをそのまま出してきましたね。という感じ。え、フランスって未来のことこんな風に考えてるんだ!という感じは一切ありませんでした。
アラブ首長国連邦館:祝いの太鼓と伝統文化
パビリオン前では、男性たちが太鼓を叩きながら祝いの歌を披露。
中では、小刀や杖、絨毯などの文化産業について説明を受けることができ、異文化を肌で感じることができました。
並ばずに入れる穴場スポットでもあり、非常に好印象でした。
小刀の先に在る三角形は飾りで、すっと抜ける真っすぐなタイプだそうです。
写真を撮るときのスリーピースには意味があり、親指=勝利、人差し指=愛、中指=忠誠心とあり、初代大統領のシェイク・ザイードへの敬意や、国への愛情、国民同士の結束を意味しますが、この写真のお兄さんは、勝利とヴィクトリーともう一つ何かを表していると、間違えてました。また今度行って教えてあげたい。
COMON A(アフリカ小国エリア):素朴な手仕事の世界
アフリカの小さな国々が並ぶエリアでは、木彫り製品が中心。
それぞれの国には、日本語が堪能な現地スタッフがいて、驚かされました。
中でも、トンガ出身と思われる大柄な女性スタッフの存在感は圧巻。普段なかなか出会えない世界に触れることができました。
この首飾り、俺たちひょうきん族で見たことがあるような。
国内パビリオンの見どころ
静けさの森:不思議体験スポット
鏡張りの施設の中に入ると、周囲の人が姿を消してしまうような感覚に陥る、不思議な体験。
派手さはありませんが、静かに心に残る空間でした。
吉本新喜劇パビリオン:癒しと休憩の楽園
フリーアクセスで誰でも入れる吉本パビリオン。
傾斜のついた人工芝に座れるのですが、私は疲れからか、座っている間にうとうと寝てしまいました。
休憩スポットとしても優秀な場所です。
ガンダムパビリオン:思わぬ出費に震える
ガンダムファン必見のこのパビリオンは、常に写真撮影の列が絶えませんでした。
勢いでガンダムのプラモデルを購入しましたが、会計金額はまさかの9,860円!
高い…けど、なんだかんだ買ってしまう。それが万博マジックです。
万博の舞台裏で体験したこと
大屋根リングの絶景と癒し
大屋根リングに上ると、眼下に広がる景色が一望でき、吹き抜ける風が最高に気持ちよかったです。
周回は2kmとかなり長いため、今回は断念しましたが、寝転がれる芝生もあり、ちょっとしたリフレッシュには最適な場所でした。
ウエストギャラリー事件:たどり着いたら誰もいない
東ゲートから歩いて向かったウエストギャラリー。
到着したのは午後4時半。
しかし、そこにあったのは撤収作業を終えた後の静かな光景…。
誰もいないギャラリーに一人立ち尽くす自分。万博の広さと、時間配分の大切さを痛感しました。
異業種交流会でお世話になっている錦城護謨株式会社様、せっかくの展示見られず申し訳ありませんでした。
水分補給も戦い
マイボトル給水機は各所に設置されていますが、人気のある場所では30分待ちということも。
特に大屋根リング下ではかなりの行列でした。
次回からは、空いている時間帯を狙って給水するようにしたいところです。
給水機ですが、普通にスーパーに置いてある有料ボトルを買えば入れ放題のものと同じでした。上の方にデジタルカウンターがついてあって、一杯入れるごとにペットボトルの削減数が増えていくというエコポイント表示方式でした。嬉しい~~。30分並んだ甲斐があった~。
万博を2回訪れて感じたこと
万博は、「行き当たりばったり」では回り切れない場所です。
抽選予約、移動距離、待ち時間…すべてを織り込んで、計画的に動かないと体力も気力も削られてしまいます。
とはいえ、広大な敷地で、世界中の文化や技術に触れられる体験はかけがえのないものでした。
2回訪れたことで、次回行くならどこをどう回るべきか、かなりクリアになりました。
気を付けたいことを書いておきます。
・入り口と出口は別にした方が良い
東ゲートから入ったら西ゲートから出る、といったようにしないと、片道1km余分に歩くことになります。これは本当に辛いので、よく考えて選んでください。
本当に回りたいなら、平日の夜がお勧め。平日の5時30分以降なら3400円のチケットで入れるし、なんか空いているそうです。
よく考えたら要らないものが多いので、買わずにもう一回来た時買おうとしましょう。
まとめ
関西万博2025は、単なる展示イベントではなく、
**”世界を丸ごと体験する冒険”**でした。
体力的にキツい部分もありますが、それ以上に得られる感動と発見が待っています。
これから訪れる皆さんには、ぜひ、事前の計画と、ちょっとした「遊び心」を持って臨んでほしいです。
次回の訪問も楽しみに、またレポートしていきます!
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