ドラえもんに対する疑問

令和5年になっても大人気のドラえもん。

現代にドラえもん以外の猫型ロボットは来ていないのか

セワシくんが、のび太の子孫で、タイムマシンに乗ってきて過去に干渉して今の暮らしを良くしたいというのがドラえもんのスタートでした。過去に干渉してよい暮らしが出来るようになるという、倫理観が欠落した物語ではあるのですが、他に同じ時代を生きる人々が、同じように猫型ロボットを現代に送り込んでこないのでしょうか？そんな斬新なアイディアでもないと思います。

転生もののマンガで、「転生していたのは自分だけじゃなかった！」展開はめちゃくちゃあるので、ある日のび太が「猫型ロボットがいるのはうちだけじゃなった！」と気付く展開があってもいいと思います。

しずかちゃんが最良の選択なのか

物語ではのび太が人生の選択ミスを繰り返し、花嫁としてジャイ子を選択したことが大きな失敗としてクローズアップされています。しずかちゃんはオタサーの姫状態で、可愛い女の子の代名詞として一般名詞化されています。

子供のころから周りの人間が可愛い可愛いと言って育てられた女の子って、大抵性格が歪んでいませんか。遠慮がないというか、高慢であるというか。

しずかちゃんは逆に、頭脳明晰な出木杉くんか、金持ちのスネ夫を選べるのに、何らかのアドバンテージを掴んだのび太と結婚するという未来がドラえもんによって演出されるわけです。出木杉くんよりも頭がよくなり遺伝子的に優れた男として認知されたか、スネ夫の父よりも資産形成が上手く行ったか、いずれにせよ選べる立場の女性が、何故のび太を選ぶようになっていったのかが気になります。

純愛はないでしょう。何故なら、バッドエンディング側の未来から来たセワシくんは、しずかちゃんがのび太を選ばなかった未来の結果ですから。

四次元ポケットに突っ込んだ腕は大丈夫

四次元ポケットは、小さなスペースを、時間という連続する次元により無限に増殖させられたものですが、突っ込んだ腕は四次元という所謂異次元に存在を移すことで、形を保っていられるのかが気になります。

我々が相対性理論に基づいて時間をコントロールするとなると、光の速度に近い移動をすると時間の流れが遅くなるということが知られていますが、その時物質の重量はトンデモナイ重さにまで増やされることになります。腕は大丈夫なんでしょうか。

それも含めてマンガですけど