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コールドリーディングをする占い師に気を付けろ!
経営者には重要な判断を占いに頼る人が多いと言われています。占いの中でも四柱推命・九星気学・手相・人相などは、実は膨大な量のデータを基に統計解析を用いて体系化されているため、若干オカルト的な要素を含みながらも的を射たことを言い当てるのはそのためです。(すみませんが、西洋占星術などについては全く知らないので今回は割愛させて頂きます。)
占い師によって当たる当たらないがあるのは、その占い師にオカルト的な力が内在しているからではなく、私は次の二つの要素から占い師の力量差が生まれてくると考えています。
占いの仕組みについての理解度
一度どの占いでもいいので掘り下げて勉強すれば分かることなのですが、全ては統計学なので必ず系統立てて理解することが可能です。私の場合、一時お金欲しさに手相占いの勉強に没頭した時期があります。まず最初は手相について凄い表層的に書かれた本を買って読みました。なんとなく分かった気にはなるのですが、線の太さや書かれていない線について知りたくなり、もう一冊手相を学習するための本みたいな少し体系的に詳しく書かれた本を買って何度も読み返しました。すると、前の本と書いてあることに違いが散見されることに気が付き、どちらが正しいのか分からなくなっては自分が占う時に迷いが出てしまうなと思い、次に大きな書店で売られている辞典のような本当に詳しく書かれていて高価な本を買ってみることにしました。すると、線の説明ではなく、手の形、指紋、指の長さ、そして手のひらの部位ごとの意味からそれぞれに入る線について本当に体系的に書かれていて、その前に読んだ本の著者は残念ながらここまで理解して書かれていなかったか、もしくは売れる本を書こうとするあまり表層的な理解に留めさせたのだなと感じました。
そして私は手相についてその本で学んだことを大学ノートに絵を描いてまとめ、実践するべく大学の学園祭で5日間出店で手相占いをし続けること200人、その的中率に驚かされました。そして分かったことは、的中しないと思う部分は自分自身が理解出来ていないところで、そこについてのの表現力だと気付かされました。
自信に裏打ちされた表現力
「あの占い師は良く当たる」「心の中を見透かされている気がする」などを言われる人に共通することは、その自信に満ち溢れた話し方にあります。その人それぞれに個性があるので、説教臭い人もいれば控えめにとんでもない隠し事を言い当てる人もいます。私は何度か占い師にみてもらいましたが、当たる人はその自信の根源にある占いの理論を心底信じていて、説得力が物凄いなといつも思わされます。そして当たっている。
手相で言えば、感情線が指の方に上がれば上がるほど感情的になりやすい気質があるのですが、頭脳線との兼ね合いでそれを抑えている人や、心のままに感情の動きを表現する人もいます。分けて話せば、その二つの矛盾に気付いて当たっていないと感じる人がいるのですが、その二つの矛盾を孕む性質として、感情を押し殺すタイプであることを見破れば、占いとして成立し、当たっているという成果に結びつきやすくなります。
コールドリーディングに気を付けろ
コールドリーディングとは、「事前の準備無しで相手の心を読み取る」話術の事を言います。似非占い師が最もよく使う手法です。当たり障りのない話からヒントをもらって、言い当てたかのように見せかけて本音を聞き出してしまう手口です。話を聞いて欲しいだけの人だったらそれでもいいかもしれませんし、人から言われたことを素直に受け入れられない人にとって、コールドリーディングで自分の深層心理を読み取ってもらって、それを占いの結果としてフィードバックしてもらえば、心地よい感覚に陥るので当たってると思い込む人も多いです。
私は、あくまでも占いは統計学に基く非常に理論的なものだと最初に紹介します。そして、自身の思い込みや占う側の偏見(バイアス)が無い状態の方が良い占いが出来るので、知ってる人はあまり占いたくないと前置きをした上で、手相のそれぞれの意味を説明しながら一緒にその答えを考えていく手法をとっています。
今後は、四柱推命を勉強して行って、四柱推命と手相占いが出来る鍍金屋を目指していきたいと思います。
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