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化学のマンガをご紹介

私はAmazonの電子書籍kindleで、安売りになっているマンガをメインに買って、面白かったら深堀して読んでいくというつまみ食いスタイルで、搾取される消費者の典型的なパターンをあえて享受しております。そんな中、「まとめ買い」というたまに来るチャンスで、月間アフタヌーン誌のバックナンバーが異常に安い価格で2年分販売されていたため試しに買ってみました。

元々小学生の頃から週刊誌は欠かさず買っていたタイプだったので、一話ずつ色んなマンガを読んでいける雑誌は大好きなんですが、家にどんどんたまっていく雑誌群が家族から非難の的になってしまうため大学生の頃には定期購読を止め、新しいマンガを発掘することも無くなっていました。

その中で、上で紹介したソフトメタルヴァンパイアに出会ってしまいました。

人類V.S.ヴァンパイアの能力バトルマンガ、と言ってしまえばそこまでなのですが、その能力バトルに採用されているのが【元素を操る能力】という、理系中二病患者が痙攣を起こすような設定・・・・が詰め込まれています。

このマンガ実は第6巻で惜しまれながら駆け足で連載終了となってしまったのですが、理由は多分こんなところではないでしょうか。

まず、化学知識の裏付け無しには楽しめない

「なるほど!」とか「その手があったか!!」とか自分の知識に照らし合わせて初めて面白い面があるマンガだと思います。料理マンガが万人に受けるのは、料理を食べたことない人がいないからといえば分かるのではないでしょうか。

辻褄が合わないとめちゃくちゃネットで叩かれる

完全な寓話である少年マンガでさえも大人たちがネット掲示板で議論を交わし、アンチが設定の粗を探して叩きまくる時代ですから、化学というプラットフォーム上では、ヴァンパイアの能力という物凄い特殊性のある寓話であるにも拘わらず、そこにリアリティを求められるので、物凄い神経を使うのではないでしょうか。専門家に辻褄が合うかどうか毎回チェックしてもらわないと前に進められないというかなり大変な作業があったのではと想像されます。

とってもグロテスク

ヴァンパイアって血を吸って生きていくし、銀とか十字架とか太陽光(克服した)に弱いだけであとは何されても不死身という設定らしいので、とにかくバトルの描写がグロテスクなんです。これは、受けが悪いのかな。仕方ないな。と思ってしまう面でした。

他の能力バトル系マンガでの再利用に期待大

今後やはりゴムとか念とかチャクラとかを扱うその辺りの大人気漫画に特殊能力として取り上げられて欲しいですね。一番有りそうなのがあの、不定期連載で有名な念を扱うマンガですが、この特定の元素を扱える能力者が出てきたらさらに休載期間が長くなってしまいそうな気がしますが。。。

それこそ、次はメッキの能力バトルマンガに期待

超能力に目覚めたメッキ職人たちが、「日本のものづくりは、俺たちが支えてやる!」を合言葉に、自身をメッキで錆びにくく、硬く、綺麗にし、更には耐摩耗性を向上させたり、滑りを良くしたり、熱に強くしたり、電導性を上げたりと、能力を駆使しつつ国外のメーカーと戦っていくという物語・・・

1話読み切りで誰か描いてくれませんか!!!!

取材協力受けます!!!!

アニメ化の際はうちの社長を声優で使ってもらって構いません!!!!

―完―

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