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硬質クロムを注文する前に
硬質クロムと無電解ニッケルのアルファメックです。毎度お世話になっております。
弊社では機能めっきを各種取り扱っておりますが、中でも硬質クロムと無電解ニッケル・リンの相談が特に多いです。なぜなら、そのめっきによる機能付加が部品特性のキーポイントになるためです。
硬質クロムは電気めっきですので、めっきをすること前提で設計されていないと、めっき作業の制約でめっき出来ない部分や図面通りの膜厚が得られない部分が出来てしまう可能性があります。そのため弊社からお勧めするのは、設計段階の変更が出来る状況で一度ご相談いただけることです。そうすれば、試作もスムーズに進められることが出来、量産化にも問題なく対応出来ます。
ただどうしても硬質クロムでは対応が出来ない場合があります。その場合、弊社では無電解ニッケル・リンにも対応が出来ます。こちらはビッカース硬さでHv550程度になりますが、均一なめっき被膜が得られるため複雑な設計であっても治具に捉われず対応が出来ます。
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