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明日、私は誰かのカノジョ1~12巻(秋の読書感想文)
自分の中には周期があって、いくつかの趣味がその周期をもって巡り巡って一年を通してか、何年間を通してか、趣味に分類されることに熱中して、冷めてを繰り返して過ごしています。
昨日突然「あ、マンガを読みたい」と急に思い立ち、その瞬間目に留まったどちらかと言えば女性向けのマンガである、「明日、私は誰かの彼女」を全12巻(連載中)を購入して読み始めました。そして、駆け抜けるように深夜までかかって読み終えました。
女性版ライト闇金ウシジマくんのスピンオフ
最初に登場する女性が、全編を通じて物語に絡んでは来るのですが、その彼女のエピソードがずっと続くわけではなく、登場した女性たちが次々と主人公に成り代わり、抱えている心の問題、お金の稼ぎ方、男性とのかかわり方、人生の進め方など様々なテーマで物語が進んで行きます。
- 完璧なはずのレンタル彼女
- お金じゃないものが欲しくなったパパ活女子大生
- 美容整形のため客を騙すレンタル彼女
- ホスト狂い女子大生の転落劇
- 有名配信者の客と付き合う風俗嬢
- スピリチュアル系高齢独身女子
箇条書きにすると非常に厳しい内容そうに見えますが、字面よりも内容はキツイデス。
非常に現代的なテーマばかりで、作中ではずっと移動時とかはマスクを着用していますし、SNSの炎上なんかも自分が全く知らないような傾向なんかについて詳しく書かれていたりして、興味深いことばかりです。
全部自身で体験しているか、近しい仲の友人知人からインタビューしないと無理だろうなと思ってネットで作者について検索したら、整形やキャバクラ勤務の実体験があったり、道理で心理描写がリアルなわけだと納得しました。
世間から持たれている偏見と、実態のズレを見るに当たっては、結局全て人間のやっている事なので、考え方に全く一致しない部分もあれば、かなりの部分で一致するところもあり、それが異性から見てもそうなので、マンガっていうのは面白いなと改めて感じさせられました。
あと、絵が綺麗なのも非常に好印象です。
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