Amazon Mastercardが得か損か真剣に考えてみました

Amazon Mastercardがお得かどうか真剣に考えてみました。昨年気付けば物凄い金額をAmazonで使っていたので、Amazon提携のMastercardを作るか考えたので、その結果を書きます。

Amazon Mastercardは、クラシックとゴールドの二種類があって、サービス的には下記の様な感じです。

Amazon Mastercardサイトから引用

損益分岐点

初年度の5,400円をゴールドカードの2.5%還元でチャラにするには、「生きていく上でどうしても必要な生活必需品であり、Amazon以外で買うよりもお得だと感じるもの」を216,000円以上購入する必要があります。月18,000円です。一日600円です。毎日ネットショッピングで600円ずつ何かを購入すると考えると、事の重大さに気付き始めました。

つい先日（2019年4月12日から）、Amazon Primeの年会費が1,000円値上げされて4,900円（月額500円）になったので、Amazon Mastercardの年会費5,400円（次年度からWeb明細書発行で4,320円）でPrime会員になれることを考えると500円で済みます。500円の損益分岐点は20,000円なので毎月1667円以上でOKということになります。

ちょっと雑なグラフで大変申し訳ないのですが、本当はもっと角度の緩やかな関数になるのですが、描きやすい45度線で作図しました。

ということで、まとめるとこんな感じかなと。

Amazon Mastercardゴールドに申し込むと得する人

• Amazon Prime会員の人で、サービスを享受してしっかり満足出来ている人
• Amazonで毎年216,000円以上（月18,000円以上）遣っちゃう人
• リボ払いが年利15%かかることを理解してちゃんと解除出来る人（もちろん任意）

得したいならこのパターンで申し込み

それは、2019年5月7日時点での話になりますが、以下のパターンです。

1. Amazon Mastercardクラシックに申し込み、入会特典ポイントを受け取る（今回は6000ポイントでした）
2. Amazon Mastercardクラシックで一度でもいいからAmazon内で買い物をする
3. Amazon Mastercardゴールドへのアップグレードを申し込む
4. 無事審査が通ると、初年度5,400円（10,800円からマイナス5,400円）、二年目以降4,320円（10,800円からマイナス6,480円)でAmazon Prime年会員費4,900円を払わずに利用出来、2.5%のAmazonポイント還元が受けられる

注意点もあります

1. Amazon Mastercardゴールドにいきなり申し込むと、入会特典ポイントが受け取れない場合があります。
2. Amazon Mastercardクラシック申し込み時にマイペイすリボ登録しておかなければ、ゴールドカードの初年度年会費割引は適用されません。カードが届いた後に申し込んでも無駄です。
3. 一度もAmazonでAmazon Mastercardクラシックを使わずにアップグレードしてもAmazon Mastercardゴールドの初年度年会費の割引は適用されません。
4. 審査基準は不明ですが、「安定した収入を確保されている」ことがゴールドカードの審査基準に含まれると言われました。
5. マイペイすリボの利用が年会費割引の条件となるため、不必要な金利負担を避けるためには他のブログなどで記述されている通り、毎月の支払金額以上にマイペイすリボの支払い上限金額を設定しておかなければいけません。

3番目の情報は、三井住友カードの入会案内ダイヤルで直接確認したので間違いないです。ネットで検索したら沢山Amazon Mastercardについて書かれたブログが見つかりますが、この点について解説しているところが少ないです。

私の勝手な予想ですが、Amazon Mastercardクラシックでポイントの貰い逃げを防ぐためのトラップかなと感じました。

得するのはAmazonと三井住友カードの二社で、我々消費者は気分よくお金を遣わされてるに過ぎないというわけです。最大限お買い物を楽しみましょう。