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自分が出来ないことを教えるのは無理どころか罪に値する

先日7歳の息子がサッカーのコーチからリフティングの練習をすればもっと活躍できると言われたという話を妻から聞きまして、「そうやな。サッカーはフィジカルとテクニックどっちも重要やもんな。」と横文字に逃げようとしたところ制されまして、「パパがリフティング教えてあげて。」と言われました。

ゴルフの素人レッスンと構造は同じ

私自身サッカーは習ったことが無くて、リフティングも3回くらいしか出来ないチョーど素人です。今回のこの無茶ぶりについても、多くの問題を孕んでいると最初から嫌だったので拒否しましたが、結局何もやらずに逃げていることに対して、人格否定されているなと気づき、とりあえず形だけでもリフティングの練習に付き合うよと家を出ました。

家を出る時息子は、リフティングはいいから野球がやりたいと懇願してきましたが、リフティングをしてくると言って野球をして帰ったら債務不履行で妻から訴えられかねないため、心を鬼にして「今日はリフティングをするしかない」と言い放ち、サッカーボールを持っていかせました。

公園に到着するなりリフティングをさせてみて、ボールが真っすぐ上に蹴り上げられていないため、それじゃあ回数を重ねることは出来ないと注意したところで全く響いていません。

ボールを胸の高さから少し上にトスして、それを真上に蹴り上げるというのは何となく間違ってはないと思い何度もその動作をやるように言って聞かせるのですが、全く聞こうとしないし、やることもバラバラでボールを常に前の方に蹴り飛ばしてしまいます。

ははぁ~ん。さてはコイツ、俺の事リフティング3回しか出来ないから舐めてるなと悟り、教えるのを止めて帰りました。

この構造、素人がど素人にゴルフを教えてあげようとして、教える側も的を射たことを伝えてないし、教わる側も相手の実力はなくて、教えてる内容の大半は誤りだと思い、聞く耳を持っていない可能性が高いです。

全国のお母さん、お父さんが出来ないことを子供に教えさせようとしてはいけないですよ!

子どもが生まれて来てから、でんぐり返り、側転、逆上がり、自転車などあらゆることを教えてきましたが、流石にリフティングだけは暫く自分が習いに行って練習を積まないと教えられないなと思いました。

上記の通り、教わる相手からの信頼が無ければいくら正しいことを言ってても伝わらないからです。

というか、子どもが勝手に覚えてくるようなことを親に教わらせる今の時代に少し不満を持ったという身勝手な親の話でした。

令和のお父さんたち、一緒に頑張りましょう。

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