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今年の抱負は去年の抱負を反省してから叫ぼう

今年の抱負は!?ズバリ!!

「今年の抱負は?」と聞き、「うーん、とりあえず〇〇!!」と答えるまでが出来たら、日本の生活にすっかり慣れたんですねと海外からの留学生に言ってあげたいですね。私も会社に入って会社の計画を立てるまでずっと「一年の計は元旦にあり」とか思いながら今年の抱負は・・・と初詣やおせち料理やおみくじのような、縁起物の一つとして努力しなくてもちゃっかり叶ってくれたら良いな程度のある種「正月の神様への標榜」としてやっていました。

それじゃダメなんです。

ぼーっと生きてんじゃねえよ、俺!!!

そう気づかされたのは、会社の計画を立てるようになってからでした。

始まりはISO9001が2015年版の改訂から経営計画が必要となり、見よう見まねで作ったことがきっかけでした。やってみると意外と大変で、会社の現状把握、外的要因の分析、マーケティングのためのSWOT分析、そして戦略的目標の設定と、やるだけでお腹がいっぱいになってしまい、満足感でその後は放置してしまいます。

私たち普通のぼーっと生きて来た人間からすると、例えば「2019年の抱負は、痩せて素敵な恋人を見つけること」で、たまたま偶然にも心労から夏頃に体重が5キロ落ちて、そしてまたたまたま偶然にも心労で痩せたことにも喜ぶことなくむしろ落ち込んでいたところを同情された会社の同僚の女性と付き合うことになり、2019年を振り返ると抱負が達成出来ましたとなるわけですが、そこに一切戦略はありませんし、痩せたのも単にしんどくてご飯が喉を通らなかっただけだし、弱っているところを同情されたなんて悲しい恋愛のスタートだと、マイナスが共鳴するだけで傷のなめ合いになってしまうんじゃないかと、かえってマイナス面が浮き彫りになり、2020年は東京オリンピックを待たずして別れ、結果ストレス太りを招き2019年スタート時よりも太ってしまったというような結果を招く可能性もあります。

会社の目標設定に置き換えると、そこに戦略があったかどうか、ちゃんと一年の途中で振り返りを入れて軌道修正したかどうか、そして思い描いた結果にどの程度到達出来たかが無ければ、結果は良かったけれども実力じゃなくてラッキーパンチが重なったためで、不安材料山盛りですでは経営としては失敗と言えなくもないのです。

まあめちゃくちゃな例を書いてしまいましたが、いずれにせよ計画は途中の振り返りで、本当に出来ているか確認することが必要ということです。

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