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2018年購入したものを評価します
BEASTERS
擬人化された肉食獣と草食獣が共存する世界を描いた少年チャンピオンの震えるほど面白い物語です。ダイバーシティを認めようとする社会に上手くアンチテーゼを投げかけているなと思わせる作品です。社会のルールとして共存していくために肉食獣は本能をひたすら隠してにこやかに過ごさなければならないけれども、心の奥底では・・・・。肉食獣と草食獣との間に友情は生まれるのか。さらにそこに恋愛感情は生まれるのか。これをもし人間社会に置き換えたら、今考えているダイバシティを誇張させただけで、本質は同じではないのか。色々と考えさせられるマンガです。
江戸時代初頭に実際に行われた、駿河藩真剣御前試合の一戦について描かれた作品。腕(かいな)という別作品でも近しい内容が描かれていますが、隻腕と盲目の戦いという異質な真剣試合について非常に美しい絵で残忍な心を表現しています。負けたら地獄、勝っても地獄の世界を覗いてみたい方、どうぞ。
カイジというギャンブルマンガに、借金まみれになった人間を収容して強制労働させる地下施設があり、そこを舞台にチンチロで金を巻き上げ、巻き上げた金で外出券を購入し、シャバで美味しいものを食べたり楽しい体験をする大槻ハンチョウのスピンオフ作品です。孤独のグルメが流行らせた、超精巧写実主義的な詳細描写と、福本作品に元々あったおっさんの小さな幸せという普遍的なテーマを抱き合わせたこと、そしてスピンオフの醍醐味ともいえるカイジの世界観をリピート出来るという面白さの三重奏で、今この時代に読んでガイドブック的に楽しむもよし、年月が経って過去を思い出す忘備録として読んでもよし、単純にマンガとして読んでもよしの三方ヨシと言えます。
ザ・シチリン
七輪の常識を覆す軽さの、セラミックス製。軽さもさることながら、水洗い出来てとても使い勝手がいいので、会社のバーベキューで大活躍しました。何を食べたかじゃなくて、どうやって食べたか、誰と食べたかが大事なんだと気づかされる買い物でした。
今までの人生で、家を出る瞬間毎回損をしていたんだなと落胆させられるきっかけになったのがこの靴べらの購入でした。 今まで100均で買ったプラスチック製の靴べらを買っては割り、買っては割り、妥協して短い梃子の効かない安物を使って毎回屈んでいました。 アルミ合金製のめちゃくちゃ安い靴べらにもかかわらず、めちゃくちゃかかとにスポッとフィットして靴を履かせてくれます。自分で履いてる感覚がまあありません。さらに高級感が凄いと思いませんか。それなのに、たった1451円しかしないという驚きをお伝え致しました。
Dyson Cyclone V10 Fluffy SV12FF SV12 FF
憧れのダイソン、今まで私の心の中の高級品ゾーンに陳列されていたこの掃除機、たかだか掃除機がなぜそんなに高いんだと思わされていたのですが、引っ越しを機に購入しました。型落ちすると半額ぐらいに値を下げるのも特徴で、ダイソンの掃除機が欲しいというだけなら無理して最新式を購入する必要は全くないのですが、吸い込んだ後の遠心分離器まで直線で結ぶという、論理的な構造に魅力を感じ、ついつい高い買い物をしてしまいました。今までは吸い込んだゴミと空気がクランク構造の通気口を通って行くので、そこでロスが生まれていたのですが、この改善により吸い込み力と何より電池の持ちが良くなったのです。アタッチメントが凄く沢山あって、中でも先にブラシがついたヘッドと蛇腹ホースや、布団専用アタッチメントを取り付けて専用掃除機を買わなくても代用できるのが魅力です。しっかり掃除したら必ず毎回充電しなければならないのが少し改良の余地ありかなと言う感じでした。
ミニシリーズ2作目のド本命です。ミニファミコンはコントローラもミニという致命的な弱点があり、そもそも30代前半の私からして懐かしいけどそこまで遊んでない世代は実はスルーしてしまうアイテムだったのですが、スーパーファミコンは真ん中高め120km/hぐらいの打ちごろで、手出ししてしまったのですが見事にバックスクリーンではなく我が家のリビングにある方のスクリーンに飛び込みました。コントローラも通常サイズで、ラインナップも練りに練られたもので、我々世代が集まる場に持っていくおもちゃとして最も適しているなと感じました。
アクションカメラが欲しかったんですが、GoProを買う寸前で撮影した映像は意外と手振れが凄いことに気付きました。手振れをコンピュータが処理して抑える方式をとっているのがGoProで、このDJI OSMO POCKETはジンバルと呼ばれる、モーター制御の物理的な手振れ補正に特化していて、本当に手振れしません。手振れどころか、車のフロントガラスにマウントして走行してもほとんど揺れないという、素晴らしい出来。しかも、対象物をトラッキングする機能があるので、動物とか子どもとか電車みたいな動く対象物を手振れせずに撮影すると言う良くある需要を捉えた優れモノでした。
ワーストバイ
予約してわざわざ買いましたが、この画面に付いたレバーは超必殺技を打つことが困難なほど小さく、1歳の息子の手に馴染むサイズでした。コントローラを入手するまでほとんど触れませんでしたが、昔おもちゃ屋の軒先で遊んだSNKのゲームが40作品も遊べるのは贅沢。キングオブファイターズが約半分を占めていますが・・・。ほとんど稼働していません。
子どもが出来て初めて知ったのが、ベビーカーは何度も買わなければならないと言うことです。大きくなると、歩き回ったり電車やバスに乗るとき折りたたんだりする必要があり、コンパクトなベビーカーが必要になります。そして満を持して購入したこのベビーカーの耐荷重は25キロと書かれていましたが、12キロの息子を載せて走るとキリキリと接合部分から悲鳴が響き、いつ壊れてもおかしくないなという状況から返品しました。クレーム案件でしたがフォローなしで、手間暇かかった分損した気分です。
UVライトと吸引ファンで蚊を集めると書かれていて、勇み足的な購入をしました。物凄い安かったので。すると、海外から物凄い汚い箱に入れられて届いて、開けるとこの商材写真はCGで作ったのだなと納得させられるほどしょぼい作りでした。昨年の夏、一匹も蚊を捕獲することなく捨てられる運命となりました。
この製品は、ペンに水を入れてマットにお絵かきするのですが、1歳3か月の息子はこの水が入ったペンから水分補給するだけで不衛生だったので時期尚早だったなという結論に至りました。別にものが悪かったわけではありません。
我が家では、トルネコの不思議なダンジョン的な感じで、各部屋に手で運んで電源を入れて放置するという方式で掃除しているため、AIがいつまでたっても間取りを覚えて効率的な掃除が出来ず、喘いでいます。毎回別のダンジョンに迷い込む彼の気持ちを考えると、いたたまれない気持ちになります。それに配慮せず、電池の持ちが悪いと一蹴する家族の冷たさ、購入した自分は何とか活躍させたいと言う二重苦にさいなまれています。
思ったよりまともな買い物が出来てないなと反省するためにまとめてみました。ご参考まで。
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