築山 和暢

Kazunobu Tsukiyama

27歳 平成27年4月1日入社

毒物劇物取扱者
電気めっき技能士2級

小さな工夫が大きなカイゼンに繋がる

入社して一年が経つが、確実に任される仕事の量は増えてきていると話す。担当する業務は医療機器への硬質クロムメッキや電気ニッケルメッキだ。硬質クロムメッキはメッキの中で最もメッキ皮膜のつき回りが悪い、難しいものだ。表面をサンドブラストという処理で梨地に荒らすことでつき回りを良くする。これをアルファメックでは自動化しているのだが、鍵となるのが土台部分を支える治具である。彼が得意とするのは、その治具づくりだ。小さな工夫が大きなカイゼンに繋がる。そこに遣り甲斐を感じる日々が彼を成長させているのかもしれない。作業とは関係ないが、好きなお酒は日本酒で、周りがまだ2杯目のビールを飲んでいる時に冷酒を頼む一面が、昔気質の職人を彷彿させる。※平成29年3月末現在

働くなら製造業

大学在学中には特別やりたい事もなく、意欲もなかったので卒業後はコンビニのアルバイトをしていました。最初の内は自由な時間が沢山取れて楽しかったのですが、しばらくすると何の味気もない日常に嫌気がさしてきました。そこから仕事探しを始めることになりました。元々働くなら製造業が合ってそうだと思っていたので、派遣社員として製造業に携わりつつ正社員での採用を探していたところ、アルファメックで働いている友人から紹介を受けたことがきっかけで、この会社に入ることになりました。

メッキについて理解を深める必要があると実感

入社してから2年ほど、医療部品への硬質クロムめっきとサンドブラストを兼任していました。その時は、先輩について実務作業をしながら新しいことをどんどん身に付けていくことに必死で、メッキについて深く考えることはありませんでした。その後配置換えで、三価クロムメッキを中心に、電気ニッケルメッキ、黒色無電解ニッケルメッキを担当するようになりました。不具合が発生した際に原因を特定して対策を打つ中で、メッキについて理解を深める必要があると実感しました。

一流のメッキ職人に俺はなる

今年から大阪高等鍍金訓練校に入学させて頂き、毎週木曜日の午後は玉造にある会館に通っています。訓練校では、メッキやメッキに関する周辺知識を教わります。社内では取り扱いの無いものを学べることが魅力です。ここで基礎的な知識を身に付け、様々な現場で色々なことを経験し、確かな技術を身に付けていきたいと思っています。目標は一流のメッキ職人になることです。




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