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リシャフト大作戦②

前回ブログでご紹介した、私のアイアンヘッドのリシャフトで余ったMP-52がどうなったかをお伝えしたいなと思います。一般の方は絶対真似しないような加工がしたくなり、現場に無理を言ってなんと、4番からPwまで全て別のめっき加工をお願いしました。下の写真は加工前のヘッドを並べて白黒で撮影したものです。ミラークロムで仕上げてあってカッコいいのですが、傷が多く若干汚れが目立っています。

4番 サテンクロム

サテン調に仕上げた、クロムメッキです。一番シンプルでアルファメックでは取り扱いの多いものです。クロム特有の青白い銀色と、ぎらつきをおさえた加工で玄人好みの見た目を演出しています。

5番 ミラークロム

サテンクロムとは対照的に、ミラー研磨を施し光沢感があります。元々のMP-52に近いデザインになります。キラキラした見た目が好みの方におススメです。

6番 ホワイトクロム

巷でブラスト加工で白みを増したクロムです。サテンクロムよりも落ち着いたその見た目から、人気が徐々に出始めています。

7番 ソフトブラック

コバルト系の黒色を用いたメッキで、引き締まった見た目が特徴です。黒がいいというお客様は増えていて、人気のある仕様です。光の反射で色味が変わるのが特徴で、完全な黒色ではありません。

8番 ミラーブラック

ミラー研磨を施したものにソフトブラックと同じメッキをしたものです。黒特有の引き締まった見た目と、ミラー研磨による輝きで高級感があります。ただし、指紋が目立ちます。

9番 ビーズボロン

硬度の高い無電解ニッケル・ボロンメッキです。1990年代初頭にダンロップ様に採用頂いていた仕様です。黄みがかった色調で、光の反射で見た目がピンク色のようにも見えます。

Pw ブラックボロン

無電解ニッケルメッキを黒化処理したもので、弊社で取り扱うメッキの中で最も漆黒と言える製品です。太陽の反射による影響を寄せ付けない表面処理で、光学部品などにも使用されています。無電解ニッケルメッキですので、耐食性も良く、硬度もありゴルフ向けのメッキとして現在人気があり納期は若干お待ちいただいている状況です。

今日ご紹介したアイアンヘッドを見本として置いておくか、シャフトにさしてゴルフ場に行くか、現在悩んでいます。今度は色んな角度のウェッジを買って試したいなと思います。

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