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毒劇物取扱者試験

 

毎年一回、毒物劇物取扱者試験が各都道府県管轄で行われます。この毒物劇物取扱者という資格は、メッキ専業者は現場に一人必ず置かなければならず、大変重要なものです。これをアルファメックでも入社1~3年目の社員には積極的に取得するようにさせています。仕事で必要ということもありますが、この資格を取るために勉強する過程が重要だと考えて、必ず事前講習も3日間受講させています。

毒物劇物取扱者試験は、100点満点の「法令」「基礎科学」「実地」の3つの試験からなり、合計180点以上、1教科でも40点を下回ると不合格になります。言い換えれば、一つだけ満点で残り40点ずつでも合格になります。私が受けた時も法令と基礎科学は合格点でしたが、実地が60点を下回りました。しかし、合計で200点を超えていたので合格となりました。実は戦略として苦手な実地の勉強を最低限にしたのです。

1.3日間の事前講習会を受講

 「法令」「基礎科学」「実地」それぞれに講師が出て来られて、授業を行い合格できるように過去の出題問題を表にまとめたものをくださったり、過去問の演習と解説などが行われます。寝ずに聞けば非常に合格率が高くなると感じました。また、実地向けに実際の薬品サンプルを持参してくださっているので目で見て色や臭いを確かめることが出来ます。

2.過去問のやり込み

 私は恥ずかしながら二週間前になってようやく勉強するやる気スイッチが入ったので、そこから何周かもらった過去問を解いてみることにしました。一回解いた後に愕然としたのが、合格点に全く足りないことでした。間違えたところと、分からなかったところにチェックを入れてテキストで確認し、もう一度解くということをやりましたが合格点に届きません。法令と基礎科学は届くのですが、実地で歯が立たないことが分かりました。

3.戦略の変更

 時間が無いことから、まともに実地の勉強をしていては間に合わないと悟り、賭けに出ました。過去問全てから、実地に出題された薬品に印をつけていきました。ここで気づいたのが、毎年必ず「硫酸」などのポピュラーな薬品が出題されており、こういった薬品での得点が4割必ずあるということでした。(今どうなってるかは知りません)ここで、毎年必ず出ている薬品について最低限学んでいけば二科目平均70点で合格できるというところに落ち着きました。このことに気付いたのが試験三日前。最後の最後に、問題集に全ての答えを書き込み一問一答式で覚えていきました。

まとめ

・過去問を解いて間違えた所と分からないところをテキストで確認
・苦手な科目は捨て、最低点40点以上取れるように頻出問題だけ勉強する
・過去問に答えを書き込んでひたすら丸暗記する

今後受験される方が合格されることをお祈りしております。アルファメックの社員は結果にコミットするように祈っています。

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