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気が会う友人と再会した話

小学校2年生から4年生の終わりまで確実に親友と呼べる友人が一人いました。後にも先にも友達は出来たけれど、どう考えてもあいつが一番仲よかったなと思える親友です。かと言って、その後もずっと親交があったかといえばそうでもなくて、小学校5年生の時彼が引っ越して一緒にいることも頻繁に会うことも無くなってしまい、引っ越した後すぐに鎌倉へ一緒に旅行した後は27歳まで会わずじまいでした。

男同士の友情なんていうのはそんなもので、物理的に会えなくなったら寂しいけれど直ぐに違う友達と同じように遊んで年を重ねていくものだなと、たまに彼を思い出すたびに納得していました。27歳の時に再会した際も、多感な中学生時代から大学を卒業して社会人になるまでを通り過ごしているわけですから、小学校の時の思い出話をするだけで間が持つかなと思っていました。でもそんな心配は全くなかったんです。

小学生の頃は、暇はあってもお金はなくて、自分が楽しいと思うことに心底真面目に向き合って時間を潰すことが出来たと思います。その本能から好きなことを一緒にして過ごした友達というのは、人として自分が何を好きかに深く関わっていて、大人になった今現在好きなものの話をして、17年のブランクを感じさせない意気投合を味わうことが出来ました。それこそ、大人になってから心底好きなものが一緒の人に出会うことはなかなかないなと思います。

自分がこいつは特に好きだなと思う友人は、時間はあるが金はないというそんな時期に一緒にいた人たちだなと思います。なんかそのことに気づけてよかったなーと、今日3年ぶりに再会して一緒に飯食って思いました。

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