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歯医者業界にメスを入れる読売新聞の記事

5年前、読売新聞が載せた記事が歯科医療業界を騒がせました。歯医者さんで虫歯を削るドリルを取り付けるハンドピースという器具は、使用後感染症などを防ぐために滅菌処理を行わなければなりません。しかし、多くの歯科医療機関でその滅菌処理が適切に行われていなかった調査結果が出ました。適切に処理されていたのは31%でありました。今回の再調査では、日本歯科医師会の会員1000人のうち700人が回答し、52%が適切に処理しているという結果になりました。

一人一人の患者に使用するハンドピースを滅菌処理するとなると、一軒の歯医者でかなりの本数のハンドピースが必要になります。ですが、安全で衛生的な医療を受けたい我々市民としては適切な滅菌処理をお願いしたいところです。

何が言いたいかというと、このハンドピースには熱処理に耐えうる表面処理としてメッキ加工が施されています。

以上です。

歯削る医療機器、半数使い回し…院内感染の恐れ

全国の歯科医療機関の半数近くが、歯を削る医療機器を患者ごとに交換せずに使い回している可能性があることが、2017年の厚生労働省研究班(代表=江草宏・東北大学歯学部教授)の調査でわかった。

 使い回しが7割弱だった5年前の調査に比べて改善したものの、院内感染のリスクが根強く残る現状が浮き彫りになった。

 調査は、ドリルを取り付ける「ハンドピース」と呼ばれる柄の部分の管理について尋ねたもの。治療時に口に入れるため唾液や血液が付着しやすく、使い回せば細菌やウイルスを次の患者に感染させるリスクがある。日本歯科医学会の指針は、患者ごとに機器を交換し、高温の蒸気発生装置で滅菌するよう定めている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170701-00050111-yom-soci

yahooニュースより引用

※元記事の読売新聞にはもう少し詳しく調査結果が書かれていますが、会員専用の有料記事のため天才を控えさせていただきます。

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